歩行サポートリハビリのタイミングとは?
歩行サポートが必要になったきっかけ
歩行サポートのご依頼いただいたのは、高齢になって歩行に不安が出てきたトイプードルの飼い主さまです。
病院ではレーザー治療なども受けており、少しでも歩行をサポートできないかとご相談をいただきました。
介護カートで見えた変化
まずは店舗にて、サンプルの4輪介護カートに約1時間ほど乗っていただきました。
すると、立ち姿や表情に明らかな変化が見られたのです。
これまでなら足を一歩前に出すまでに時間がかかっていたのが、介護カートを使って歩行することで
「自分のタイミング」を思い出したかのように前進できるように。
転倒の不安が軽減されたのか、心の面でも変化があったようです。
老犬介護カートを使う目的とは?
老犬になると、歩行サポートだけでなく、食事や排泄などの基本的な行動にも不安が出てきます。
少し手を添えるだけで安心して生活できますが、飼い主さまが常に付き添うのは難しいもの。
そんなとき、老犬介護カートは多くの問題を解決してくれます。
歩行サポートだけでなく、生活全体の質を高める手助けになるのです。
オーダーメイドで身体に合わせた介護カートを製作
今回のトイプードルのように、自分の足で歩行できる子の場合は、
「歩行を促すこと」 がリハビリの目的になります。
そのため、前脚・後脚の接地状態を調節できるよう、日々変化する身体の状態に合わせてカートを設計しています。

また、乗せ降ろしもスムーズにできるよう、装着方法にも工夫しています。
老犬の介護には「調整できる」ことがとても大切です。
脚の筋力や体調の変化に応じて、カートも柔軟に対応できるようにすることで、
リハビリの効果を最大限に引き出すことができます。