車いすのオーダー製作:犬用車いすの適切な選択方法
脊椎軟化症の手術退院後すぐに製作しました
脊椎軟化症は脊椎の壊死により急に発症します。
怪我や椎間板ヘルニア等から発症することもあるようですが、
すぐに手術をしなければ生命の危機とされています。
ペコちゃんも緊急で脊椎軟化症の手術を受けました。
退院後もとの生活環境をおくるためにも犬用車いすが必要です。
しかし、後脚2輪用の車いすに乗るとしても、
脊椎に負担がかからないようにするためにもまず、
4輪車いすから身体を慣らせたほうがよいのではと・・・
後脚用の2輪車いすでも、前脚に負担が少ないようなバランスにしているので乗れますが、
長時間乗るためには脊椎に負担がかからないようにしなければなりません。
やはり4輪の車いすから乗りはじめたほうがよいのではと判断・・・
4輪車いすから2輪車いすへ
前輪を取り外すことで4輪車から2輪車になります。
オーダー製作することで個々に合ったタイプの製品を製作することができます。
高齢犬になって前脚が不自由になった時にまた4輪に簡単に戻すことができます。
その時の身体の状態に合わせて変更できるように製作することがオーダーの良いところです。
脊椎軟化症による麻痺の回復は難しいとされています。
長期間の車いす生活を送るためにすこしでも快適に過ごせるような工夫が必要になります。
車いすに乗ったまま食事と排便ができます
犬用車いすにも色々なタイプがありますが、車いすに乗ったまま食事と排便ができることは楽ですね!
脊椎軟化症の麻痺は一日中車いすで生活なので食事と排便も車いすから降りることができません。
それだけでなく排便は力むことなくでるので常に車いすに備え付けたシーツで受けるように工夫されています。
オーダー製作することで色々な工夫と難点を解消することができます!