寝たきりの高齢犬も身体を起こした生活ができます
高齢犬の生活に必須装具
高齢犬になると一日を寝て過ごす時間が殆どで、食事と排便だけに起きています。
オムツをかえたり、身体の向きをかえたり、機嫌が悪いと吠えて呼びつけます・・・
しかし、高齢犬も身体を起こした生活を送ることで食事、排便、睡眠が規則正しくなります。
高齢犬介護カートに乗ることで身体を起こしているので、眠たくてうとうとしながらも起きいる時間が長くなります。
なので夜中起きることも少なくなり、飼主さんも楽になります。単純ですが色々生活に変化があります。
高齢犬介護カートの製作
シュナウザーのりく君も16歳で、だんだんと自力歩行が難しい身体になってきました。
自力で立ち上がることができなくなったので老犬介護カートの製作をご依頼いただきました。
前脚は踏ん張る力もしっかりしているのですが、後ろに蹴りだすことができないので歩行も難しい状態です。
店舗で用意しているサンプル車両に乗って様子を見ます。嫌がらないか、大きさの確認、車幅や高さを計測し身体に合った製品をオーダー製作します。
車幅、長さ、高さ、少し小さいのでワンサイズ大きく製作することになりました。タイヤサイズも大きくします。
食器の取付位置や形状の変更と前脚の力も強いのでハーネスの製作もします。
全体的に大きくなりました。
食器の位置も丁度よくクッションエリザベスが枕になってお昼寝もできます。タイヤも大きくなったので少しの段差も越えられます。
老犬になると寝ている状態が多いことで、背骨の曲がりを伸ばすために背伸びの姿勢をするなど、歩行することなく前脚を突っ張る方向の力ばかり使います。それもあって老犬介護カートに乗っても前足を突っ張ったり、前足を前部のパイプに掛けたりします。足を後ろへ送り出すことができるようになれば歩行もできるようになります。
高齢犬でも学習します
何かのキッカケで思い出したのか歩けるようになります。例えば、お腹が空いた、オシッコが出た、ワンワン吠える・・・
吠えるタイミングで身体に力が入って少し前に動きます・・・吠えることで頭が前に出て前脚を後ろに蹴った・・・
単純なキッカケで動くことを学習したのか思い出したのか分かりませんが、動ける、歩ける、気が付けば部屋の端まで動いてたことに・・・
気にしながらもホッておくことで出来たりします。
りく君も歩行できるように頑張ってほしいです!
高齢犬介護カートも身体に合った製品を
高齢犬だからこそ身体に合った製品を作らなければなりません。
ネット検索するとAma***などで安価な製品が沢山ヒットします。購入しないと身体に合った製品なのかどうかはわかりません。
身体に合えば安価で手に入れることができて最善な買い物になります。しかし、S・M・Lのサイズ表示でピッタリ合わせることは難しいです。
HPへお問合せいただくお客様の殆どが2台目の購入で、尚且つ出張組付けのご依頼です。
そして、皆さんこう言います
①高齢犬なので連れていけません
②一日でも早くお願いします
③最初からお願いすれば良かった
一日でも早ければ一日でも長生きさせてあげれると思います。
私と同じ気持ちの飼主さんのために少しでも早く製作したい気持ちで製作しています。
出張組付けのご依頼にも全国お伺いさせていただいています。青森から鹿児島まで制覇させていただいてます!
電話、メール、ご連絡いただければすぐに返信させていただきます!!