17歳の高齢犬介護カート

高齢犬介護カートの製作

高齢犬の17歳くるるちゃんです。
四肢や背筋の衰えがでてきたのか徐々にですが自力で歩行が難しくなってきました。
体調が良いときにトイレに行く程度の歩行はできますが、
それ以外では、ほとんど寝ている状態で生活しています。
高齢になると寝ている時間が長い為、身体の筋肉を使うことが少なくなります。
特に、頭を支える筋肉や足腰の筋肉は衰えます。
それだけでなく、背筋が衰えると背骨の湾曲もはじまります。
本来、野生動物の場合、立てない走れないでは生きていけません。
特に草食動物の場合産まれてすぐに立つことができます。
動物は生きるためには立つこと、起きることは大切なことだと思います。

高齢犬介護カートはいつ製作するの?

高齢犬用介護カートの製作は
「いつ作るのがいいですか?」
とお問合せいただくことがあります。
生活環境をお聞きすると、最近寝てることが多くなって、
散歩にも行かないし、部屋の中でトイレが済んだらベットへもどる。
気が付いた時には背中が丸くなり歩けない・・・

病気の場合はすぐに動物病院に行かれますが、
高齢犬なだけで重篤ではないと判断することで、
先延ばしになります。
「まだ歩けるのでゆっくり考えます」
「次の休みに相談にお伺いします」

★「今でしょ」
遅いかもしれません・・・
高齢犬でも立つことで筋力の衰えがすこしでも回復するのです!
これまでたくさんの高齢犬介護カートを製作したなかで、
歩行できるようになったワンちゃんはたくさんいます。
高齢犬でも身体を起こすことで顔つきや目つきがイキイキとしています。

くるるちゃんのお母さんからご飯の様子を送ってくれました!

高齢犬介護カートの製作は引き受けてくれない?

私のところにたどり着いたお客様の中に、
「他店では引き受けてくれなかった」
と言われる方がよくあります。
確かに高齢犬の場合トラブルもありますから、
お引き受けする側も慎重になってると思います。
私は、製作する時にしっかり打合せをします。
「100%の製品はできません」
日々飼主さまが、身体に合うような工夫をすることが必要です。
この工夫の仕方も教えなければトラブルになります。
それと、
柴犬の痴呆でお困りの飼主さんの場合ですが、
一日中昼夜2~3時間置きに寝る歩行するを繰り返します。
元気なワンちゃんは高速で旋回します!
想像するだけでなんとなく大変なことがわかります。
カーペットや床がボロボロになります。
身体が干渉する部分が擦れて傷になります。
車両もしっかり作らないと壊れます。
説明不足だとトラブルになります。
製作会社にもよりますが、トラブルになってSNSにUPされるなら
はじめから受けないスタンスなのかもしれませんね・・・

「ペットランドすまいる」では、ご相談を受けし、採寸させていただいてから、1週間~2週間以内で完成いたします。
但し、出張組付けの場合はお客様からの採寸、日程調整もありますので、その時によって変ります。
高齢犬介護カート製作の8割が出張組付けになってますので、全国お伺いさせていただいてます!

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