老犬介護カートは“いつどこで”
すまいる老犬介護カートがすぐ欲しい
老犬介護カートのお問合せがありました。すぐにでも製作してほしいとのご要望もあり、その日のうちにお母さんがシュナウザーの茶々丸君を連れてご来店されました。お盆休みの前日でしたので駆け込み製作になりましたが、仮組して15日に引渡しとなりました。
先日製作したシュナウザーより少し大きめの車両になります。後脚を吊り上げると歩行できる状態で、
背骨の曲がりもなく前脚もしっかりしています。計測するためにサンプル車両に乗せると安定した姿勢で立つこともできる状態でした。
老犬介護カートに乗ることで歩行や昼寝、身体を動かせることで食欲がでます。そしていつでも食事や給水ができます。
老犬介護カートのオーダー製作
老犬介護カートの製作は、アルミ製パイプを身体の大きさに合わせて曲げながら製作します。計測通りに製作するので事前に用意することができません。また、一度曲げると修正できないので少しずつ、何度も合わせながら微調整します。しかし、それだけでは単純に身体に合った製品で70％の完成度です・・・
私はトリマーで犬のハンドリングもできます。犬の歩行の癖や足のあげ方によってパイプの曲げ方や角度も違います。
犬を扱うことができない製作技術者が製作した車両と、犬を扱うことができる自動車整備士が製作する車両、どちらを選びますか？
オーダー製作にも色々な作り方があります。完成度の高い製品をお選びください。
老犬介護カートがネットで販売されていますが・・・
ネットで、「犬用車いす」、「老犬介護カート」など検索するとたくさんの製品がヒットします。S・Ｍ・Ｌや小型犬用、中型犬用、大型犬用・・・大きさも様々です。犬の大きさと表示されているサイズの製品のどれが合うのかわかりません。
この部分は合うけど、この長さが合わない・・・
調整できるのかできないのか問合せしても返事が来ない・・・
でもとりあえずこの価格なら一度買ってみよう・・・
お問合せいただくほとんどのお客様は組付けを完成させることなく諦めています。この車いす何とかなりますか？完成説明書と写真を添付したメールがきます。犬の状態を写真で確認すると、乗れる製品ではありません・・・ほとんど調整範囲に収まらず、足がタイヤと干渉したり、怪我します！全てではありませんが、確率は悪いと思います。でも中にはピッタリ合う子もいますから絶対合わないとは言えません！
反対に私の製作する製品も100％ではありませんから・・・オーダーで製作しても80％だと思います。
老犬は常に身体に変化があります。悪く変化することも良く変化することもあり製作後にリペアしながら身体に合わせ調整します。ネットで購入した製品は自分で調整したり工夫しながら改造しなければなりませんが、ＤＩＹが得意な飼主さんならプラモデル感覚で楽しみながら調整するのも良いですね！
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