老犬介護カート・犬用車いすのお問合せ

2024年5月22日 2024年5月22日

すまいる

よくある質問から

老犬介護カートなど、たくさんのお問合せがございます。

とてもありがたいのですが、その中からよくある質問を掲載します。
★「他店とくらべて」
★「ネットとくらべて」
★「価格だけお聞きしたくて」
★「注文から製作までの日程」
★「出張費」
等々いろいろなご質問があります。

ネットで販売されている犬用車いす、老犬介護カートは色々な種類があります。
どれが良いのか？は、わかりません・・・
〇ワンちゃんが無理なく生活できる・・・
〇飼主さんも安心して乗せることができる・・・
〇歩行させることができた・・・
など費用対効果に納得できれば良いのではないでしょうか？
しかし、乗せてみないとわかりませんね！

製作前のお話

私は、製作前にワンちゃんの身体の状態を拝見せていただきます。
ご来店いただくか、動画の確認をさせていただいてます。
ワンちゃんの身体の状態によって、どのような車両が生活環境に適しているのかを判断させていただいてます。
乗せることで身体に支障がでる可能性があったり、乗れても歩行させることが難しい等々検討します。
それだけでなく、製作後のリハビリや、歩行練習などもお話させていただいてます。
製作費用についても、どのような製品を製作するかによって変ります。
「価格だけお聞きしたい」
「同じものがないので比べるための価格調査にはなりません」
これしかお答えできないのです・・・
ネットで購入された製品に乗れたことは「大当たり！」と思っても良いでしょう！

老犬介護カート製作の流れ

老犬介護カートの製作は、身体に合わせて1本のパイプから製作しています。
身体に合わせた犬用車いす、老犬介護カートでも、
その時の身体の状態に合わせて製作していますので、
2週間以上経過するだけでも何らか身体に変化があります。
採寸してからすぐに製作しなければ身体に合った製品はできないと考えます！

昨今、ネットで調べると犬用車いすを製作する会社が沢山ヒットします。
中には、採寸後に注文してから完成まで1か月以上かかる会社もあります。
キャンセルすると当然費用がかかるのでとりあえず待ちます・・・
自社で製作していなかったり、安価な値段で大量に注文をとって粗悪な材料で製作したり・・・
色だけカラフルで可愛い製品・・・
ある意味違う方向で工夫されているメーカーもあります！

私は採寸後、1週間以内で仮組の状態まで製作しますので、
採寸いただいたお客様には次の日程（完成引渡日）を決めていただきます。
事前に打合せいただければ1週間以内に完成することも可能です。
中には、
「犬の為に何とかすぐにでも！」
と熱い飼主様もいらっしゃり、その日のうちに製作引渡しすることもあります。

老犬の場合は出張製作！

最近では老犬介護カートの製作依頼がほとんどで、
老犬の場合、ご来店いただくことも難しく、飼主様のご要望となると出張製作しか解決できません！
「ネットで購入するしかしかたなかった・・・」
「出張製作してくれるなら頼みたかった・・・」
ってことで出張製作していますが、北海道、沖縄、離島、以外はほとんど制覇してます。

東北のお客様で、柴犬の老犬でしたが、痴呆のため夜泣き遠吠えで家族中が順番でお世話していました。
どこにも行けない、だれかが寝てない・・・
ネットで老犬介護カートを買ったが乗せれない・・・
どこのメーカーに相談しても断られた・・・
病院では安楽死・・・
製作してくれるなら出張費がかかっても頼みたいとのことでお受けしました。

ちなみに、
「出張費にいくらかかりますか？」
って質問がよくありますが、交通費（燃料代・高速費）この価格はお客様がご来店してもかかる費用で、
出張製作費としてかかる費用は、移動日数（店舗休業日）になります。
会社勤めの方やご商売されてる方がお休みしてその日当を考えると同じなんですがね！
請求額は、交通費＋移動日数＋製品代
考えをご理解いただければ、出張製作の方がその日に引渡しとなるのでお得かもしれませんね！

老犬介護・完成後も練習が必要

犬用車いすの場合、完成後に歩行することで筋肉が付いたり、背骨の形状が変ったりします。
寝てた状態から起きるだけでも体形がかわります。
そこを想定して足の高さを調整したりハーネスの形状を変えたり段階的な構造変更も必要になります。
それだけでなく、歩行させるには練習が必要です。
製作時にお預かりし練習してからお渡しするのですが、
お客様によっては約束した時間より早く迎えに来たりします。
とても大切な練習が出来ずにお渡しすることになります。
練習不足で最終的に乗れなければトラブルの元となります。

いくら身体に合った良い製品でも練習不足で乗れないこともあります。
練習することで微調整や旋回のタイミング、コツをつかめたり、筋肉や神経の回復になります。

他社製作の修理とトラブル

最近、色々な製品トラブルがたくさんあります！

Ama＊＊＊で購入の犬用車いすの修理依頼をいたく中で多いのは、
★タイヤにベアリングが入ってない・・・
★調節範囲が少なくタイヤの取付位置の変更ができない・・・
★身体の幅や長さも合わず乗れない・・・

また、他社で製作の場合も同等で、改造修理のトラブルでよくあることです。
サンプル車両と採寸表が送られてきて、サンプル車両を参考にサイズの変更点を書き込んで返却すると、
注文した内容で製作された車両が届きます。
もし、サンプル車両に乗れればそれでOKとなり、同じサイズの車両が届くようです。

多くのお客様は、不自由なワンちゃんや、老犬介護に携わったこともなく、
ネットだけを頼りに購入されてる飼い主様が多くいらっしゃいます。
老犬介護カートの場合、乗せてみて足が地面に着くだけの調整範囲のようです。
「歩行を考えたこともなく、寝かせてるより良くなったので納得してました・・・」とのこと