犬の車いす製作・MIX中型犬

MIX中型犬の車いす製作(介護用カート)

犬の車いす製作!
現在は飼主様がDIYで製作された車いすで生活しています。
高齢なのと、前脚が不自由でもあり、車いすが必要です。

旋回式の介護カートに乗換

飼主様が製作された車両から乗換ました。

水道のパイプを使用しているので、荷重に耐えられません。
歩行の時に前輪にかかる荷重が大きい為、
前輪のキャスターが内側に曲がり、転倒してしまいます。
しかし、犬の為に飼主様も考えられたようで、
ここまで製作されたことは素晴らしいと思います。

DIYで製作するための注意点

水道パイプを使用して製作している車いすはたくさんあります。
メリットとして、そこそこ軽量で加工しやすく安価です。
小型犬なら強度に耐えられると思いますが、
元気なワンちゃんで、屋外の散歩に使用するには注意が必要です。
安定性を考えると車幅が広くなりますが、
広いフレームの中で身体を安定させるには難しいです。
身体に合った幅のフレームで車輪幅を広く安定させなければならないです。
そのためにはそこそこ強度のあるフレームパイプを
シンプルに使ったフレームで仕上げます。

仮フレームの製作

仮フレームの製作で安定性やバランスを見ながら製作します。
外販のフレーム
内側の身体を支えるフレーム
タイヤの取付位置
食器の取付位置
排便の問題

飼主さまの提案で、
身体を支える内側のアンダーフレームをパイプからネットに変更しました。
外側フレームにフックを取付けてネットを引っかけ長さの調節をします。
身体の状態に合わせたサイズに調整できます。
その他の仕様で、
同じ場所を旋回できるような仕様になります。

犬の車いす製作

その時の身体の状態に合った車いすはもちろん
その後の予測で2輪から4輪へ、
タイヤの位置や高さの調整できる、
座席の変更等、調節可能な車両が製作できます。
動物病院様からの依頼や、全国出張製作も行っていますので、ご相談ください。

中型犬の車いす

柴犬の遠吠え

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