犬用車いすのメンテナンス・ベアリング付きホイールへ交換

犬用車いすのメンテナンス依頼

他社で製作された犬用車いすの修理依頼があります。
このタイプの犬用車いすもよく見かけます。
塩ビパイプで製作された車両です。
このタイプは、塩ビパイプで製作してるので加工が簡単です。
材料費も安価で導入タイプとしては良いのですが、
フレーム調節、タイヤの位置調整が無いのが欠点です。
使っている材料によって強度もマチマチです。

今回ご依頼の修理は、タイヤの取付部分のガタつき、
座関部分が低いので乗っている態勢が悪く、座席の交換です。

ベアリング付きホイールの交換

 

とりあえず・・・
ホイールのガタつきが酷いので分解してみると、
ネジ部分の山が潰れ、
ブッシュカラーも擦り切れてます。
このホイールは中心部分にベアリングが入っていないので、
長時間走行していると熱をもってプラ部分が削れていきます。
ブッシュカラーは入っていますが油が切れるとダメです・・・

 

 

それだけでなく、ホイールは八の字になっているので、
タイヤも片摩耗しています。
八の字にすることで、小回りが利く、安定が良い、
などの効果が得られるかも・・・ですが、
垂直に取り付けたタイヤとくらべてみて違いがわかるほどの効果はありません。
高速で走行する車や、スポーツ用の車いすなら納得いく効果が得られるかな・・・
片摩耗を防止する方がいいと思います。

 

 

タイヤはホイールはベアリングタイプのホイールに入れ替えることにしました。
強度を持たせるために左右のフレームからアルミパイプを通して取付してます。
これまで、塩ビフレームに片持ちの長いネジを使ってホイールを取付けていたので、
塩ビ部分の穴も大きくなっていました。
本来ならフレーム全体をアルミ素材に交換するのが強度的にも良いのですが、
限られた時間で対応するにはこの方法しかありません。

ベルト吊り下げ式の座席をパイプタイプに交換

 

 

ベルトタイプの座席から、パイプ式の座席に交換

 

 

座席はベルトタイプのものでしたが、安定が悪いのと、取付位置が低かったので、
パイプタイプに交換し高さの調整もしました。

 

色々なタイプの犬用車いすがありますが、
製作する時にメンテナンスのことを考えると手間も増えます。
塩ビパイプで製作するのは安価で製作することが条件の一つです。
長期間使用することより、今すぐ安価で乗れる!が利点です。
簡単なメンテナンスをコマめにすることが大事なことです。

 

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