小太郎くん 犬用車いす2輪から4輪へ改造しました!
2輪から4輪へ改造できます
DM変性性脊髄症!
7月に製作させていただいた小太郎くんの車いすです。
2輪で製作し、とても快適な歩行ができていましたが、
やはり月日が過ぎていくにつれ不自由がでてきます。
人間の1年は犬にとって4年です。
製作後、約3か月なので、犬にとっては人間の1年となります。
人間でも1年長く歩行できることを考えると、
犬にとっても車いすはとても重要な介護用品だと思います。
7月に製作した2輪用の車いすですが、前部分に2輪追加します。
4輪になるのですが、もう一つ生活に必要となるのが、
食器と枕です。高齢になると歩行だけでなく、
頭部を支える筋肉も衰えてきますので、枕は重要な部分となります。
2輪の車いすをネットで購入される場合、
後に追加改造ができるかどうかは重要なポイントとなります。
「今だ歩行できれば良い?」
犬にとっては、やっと乗りなれ身体の一部と認識できた車いすを、
歩行できなくなってからまた乗りかえるなんて・・・
特にDM変性性脊髄症の場合は進行性のため、
身体の状態に合わせ何度も追加改造が必要となります。
また、製作の時間や追加改造に時間がかかってしまうと、
新たな症状が発症することもあります。
私も経験がありますが、
採寸後、仮フレームを製作し、完成までの2週間後に身体があわなくて、
作り直したこともあります。
製作にとりかかるまでの時間と、
身体に合った車いすの検討が大事だと思います。